　ゲーム。すきだよ。

　音ゲー、パズルゲー、謎解き、アクション、PRG……はさほどではないな、あとは対戦系とか、ジャンルにそこまでの縛りもなく、ハマれば何でも楽しい。一日中遊んでられるし、寝ても醒めても夢の中でもそのゲームをひたすらプレイしてしまうくらいには、すきだよ。

　なのに、飽きる。唐突に、飽きる。

　自分でも分からない。本当に、頭の片隅にも思い浮かばなくて、マジでどうでもよくなって、思い出した時には既に半年経っていたりして、その度に思う。

「ああ、僕は本当に何もできないな」

　たかがゲームだろ。飽きるだろ。飽きたら遊ばなくなって当然だし、また遊びたくなればそうすればいいだけだろ。内なる正しい自分はそう言う。でも99%の自分はただただ「うるせぇされどゲームなんだよ寧ろ楽しんでたものをそんな簡単に投げ出すか！？そんなことも続けられない人間に何が出来る！？」と怒鳴り返す。黙れ自分。

　ゲーム、楽しいものじゃん。楽しむが勝ちじゃん。楽しめないなら無理矢理やんなくていいじゃん。楽しめるようになったら再開でいいじゃん。

　ハイハイそうですねすみませんね結局どんなに楽しいことも現実逃避でしかないから続かねぇんだよバーーーーーーカ！！！！！！

　飽き性な自分に飽き飽きしている。そんなのが何年も何年も続いている。ドハマりして寝るのも惜しんで遊んだって、唐突に辞めて、ある日フレンドさん達との差の開きに驚いたり、ゲーム自体が配信終了になっていたり、不変ではないことに嘆いてまた投げ出すだけだ。クソッタレ。飽きない範囲で遊べばいいのにさ。集中力傾きすぎなんだよ。かと思えば分散しすぎてどれもこれも中途半端。

　ねぇ、ゲームって楽しいものじゃなかったっけ？　なんでそんな苦痛に塗れてんの？？？

　と、そんな感じの愚痴だらけになりつつも、再開した(再燃した、ともいう)ゲームに心身を焦がし現実世界のエネルギーやら時間やらを消費するダメ人間なのでした。

　次からは楽しい話ができたらいいね！